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募集

中性子ビーム技術開発チームでは、随時、大学院生、研修生を募集しています。
お気軽に事前お問い合わせを下記アドレスまでお送りください。

yotakeあっとまーくriken.jp

理研には、若手研究者、大学院生向けの育成プログラムもございます。

若手研究者の登用・育成制度については、ご参照ください。

大学院生としての参加

大学院生リサーチ・アソシエイト制度を通しての参加

大学院博士課程に在籍する若手研究人材を非常勤として理研に採用し、理研の研究者と共に研究行う機会を設けています。 対象者は理研と連携協定を締結し教育・研究協力を行っている大学院の在籍者、及び理研と共同研究を実施している大学院の在籍者です。 詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

博士研究員としての参加

博士号取得者または着任までに取得見込みの方で、当チームの研究テーマに強く共鳴される方を募集します。なお、理化学研究所は、日本学術振興会や他の財団によりサポートを受けるフェローの受入機関になることが出来ます。


当チームでは、理研小型中性子源システムRANSによる新たな非破壊分析技術開発私たちは理研キャンパス内において小型中性子源システムを基軸とする新しいコンパクト線源および非破壊計測技術の研究開発を行っています。理研小型中性子源システムRANS(ランズ RIKEN Accelerator-driven compact neutron source)は、大きく二つの開発目標があり、一つは、ものづくり分野など産業利用の現場で利用できるコンパクトな評価解析装置システムの実現、もう一つは社会ならびに産業インフラ予防保全 ,防災に役立つ非破壊観察技術の開発です。RANSでは塗膜鋼材腐食水の動き可視化定.量評価法の確立、コンクリート内の空および水に対する反射中性子(後方散乱中性子)を利用する非破壊検査法を世界で初めて開発し、さらに塩害による劣化を初期予防するための塩分検出技術開発に取り組んでいます。また高張力鋼板等の革新材料開発に貢献する、複相鋼板オーステナイト相分率の高精度評価(1%以下)に成功しました。これにより、ますます小型中性子源の利用範囲が拡大されるとともに、コンパクトな中性子源システムが現場で利用されることが期待されます。このような環境で研究することにご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。